9割がエンターテイメントはがん疾患啓発に有効と回答
チャリティーライブ参加者へのアンケート調査
~小児がん・AYA世代のがんを啓発するチャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 2021」~【グループ会社リリース】


3Hクリニカルトライアル株式会社が運営するがん情報サイト「オンコロ」は、豊島区と共同で小児・AYA世代(15歳~39歳)のがん、薬剤開発のための臨床試験の啓発を目的として2021年9月に実施したオンラインチャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 2021」において、視聴者に対し、啓発活動の有効性などのアンケート調査を行い、276名の方にご協力いただきました。
 
アンケートはライブ参加前と参加後で実施。ライブ参加後調査では、「ライブがチャリティーイベントとして有意義」と回答した方が、97.8%。「がん疾患啓発にエンターテイメントを用いて行うことについて有効」を選んだ方も97.8%となりました。また93.8%が「小児・AYA世代のがんについて関心が高まった」と答え、ライブ参加後に何かしらの行動を起こした人は85.1%にのぼりました。実際に行った行動をみると、57.6%が「がん情報サイト「オンコロ」へのアクセス」をしたり28.6%が「小児・AYA世代のがんについて調べたり、検索などを行った」と回答しています。ライブ参加前調査でライブへの参加目的を見ると96.0%が「好きなアーティストが参加するため」を選んでおり、エンターテイメントを目的に参加した方に対しても、疾患啓発のイベントとしての効果をみることができました。
今回の調査結果は、2022年2月4・5日に開催された日本臨床試験学会 第13回学術集会総会 in 東京にて発表されました。以下より詳細を確認できます。
■調査概要
調査目的:チャリティーライブの視聴者が、参加前後でどのような気持ちの変化が生まれるかを調査
調査対象:276名/オンラインチャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 2021」視聴者
調査時期:2021年8月~9月
調査手法:オンラインアンケート
実施機関:3Hクリニカルトライアル株式会社
Q.このライブに参加しようと思ったきっかけについて当てはまるものを全てお教えください。

ライブ参加のきっかけは「好きなアーティストが出演するから」が96%で突出している。
Q.本チャリティーライブはチャリティーイベントとして有意義であったと思いますか。

チャリティーライブが、有意義だと回答した人はTOP3【4-6と回答】が98%を占める。
TOP2【5-6と回答】で見ても91%が有意義だと感じている。
Q.がん疾患啓発をエンターテイメントを用いて行うことは有効な手段であると思いますか。

がん疾患啓発をエンターテイメントを用いて行うことについては、TOP3【4-6と回答】で98%の人が有効だと回答している。
TOP2【5-6と回答】で見ても89%と高いスコアとなっている。
Q.小児・AYA世代のがんについての関心は高まりましたか。

小児・AYA世代のがんについて関心が高まったと回答した人はTOP3【4-6と回答】94%。
TOP2【5-6と回答】で68%となっている。
Q.本チャリティーライブに申し込んだ後、あなたが「実際に行動したこと」はありますか。あてはまるものを全てお選びください。

「オンコロのサイトにアクセスをする」がトップ。
他にも「小児・AYA世代のがんについて調べたり、検索する」「臨床試験について調べたり、検索する」といった検索が上位に挙がる。
■チャリティーライブ「Remember Girl’s Power !! 」について:https://oncolo.jp/rgp2021/
がん情報サイト「オンコロ」が音楽を通して、一人でも多くの方に、小児がん・AYA世代のがんを知っていただき、社会の理解が進む一助となることを目指し2016年より毎年開催しているチャリティーライブです。第6回となる2021年は、「豊島区がん対策推進計画(第3次)」にて小児・AYA世代を含むライフステージに応じたがん対策と啓発に取り組む豊島区との共催となりました。

【出演者】
1日目:麻美 ゆま、荒井 麻珠、植村 花菜、notall、Pile、木山 裕策、2日目:アップアップガールズ(2)、CROWN POP、
Gran☆Ciel、虹のコンキスタドール、まねきケチャ、Special Live:AKB48 Team 8

■がん情報サイト「オンコロ」について:https://oncolo.jp/
がん情報サイト「オンコロ」は、3Hクリニカルトライアルが運営する患者さんやそのご家族、医療従事者、製薬企業などの関係者の方々向けに、がん領域の最新情報をわかりやすく提供する情報サイトです。 がんに関わる臨床試験・臨床研究を中心に掲載しています。またインターネットにとどまらず、様々な情報提供活動を通して、がんに関わる人への一助となることを目的としています。
■印刷用PDFはこちら【 3HCT Release_220310